その大きな理由は、自分のことがよくわかっていないと、どこへ向かうべきか、本当のゴールは何なのかがまったくわからず、活動の方向性が定まらないからです。
たとえばちょっと想像してみてほしいのですが、これから船で大海原に漕ぎ出そうというときに、もし何らかの羅針盤(コンパス)を何ひとつ持っていないとすると、遭難してしまう可能性は非常に高くなります。
自分はどこに向かいたいのか?、どこに向かっているのか?、今進んでいる方角であっているのか?などなど、羅針盤なしでは何ひとつわかりませんよね。
婚活もこれと同じようなもので、自分の本心ではどこに向かいたいのか?、今どこに向かっているのか?、現状はどういった状況なのか、といったことを自分と向き合いながらはっきりさせておくことで、はじめて自分が本当に求めるゴールへ向かうことができます。
さもなければ、羅針盤なしで大洋に漕ぎだした船のように自分の方向感覚を失ってしまい、結局婚活疲れに負けて婚活をやめてしまった、ということになりかねません。
相手に向かう前に、まず自己に向き合う
自分の弱点や見たくない部分をそのままにしておいて「とりあえず婚活の場所にでる」ということをやってみても、あまりうまくいかないだろうことは想像できますよね。
そうならないためにも婚活の場所に出かける前にまず自分のこころと正面から向き合って、見ないようにしていた本心や無意識だった性向を確認していく必要があります。
実際、自らの経験から「婚活前に自分としっかり向き合うかどうかで、婚活の成功率は3倍以上になる」と主張する結婚カウンセラーの方もいます。
「私が私の恋愛への障害」?
「運命の人はいくつになっても表れる 恋愛ドラマセラピーで35歳からの理想の結婚を手に入れる」
また、こちらの本の著者でいらっしゃるドラマセラピストの中野左知子さんは、なかなか結婚へ向けての恋愛がうまくいかない中で得た最終的な気づきについて、次のように語っています。
恋愛がうまくいかないのは、自分が原因であると知ったことで、私はまず、自分の問題に取り組み始めました。
婚活は、出会いの場に多く足を運ぶことではなく、結婚を邪魔する心理的障害をとり除くことが重要なのです。
まず自分のこころと向き合って無意識化されている結婚への障害をクリアにすることが、真の婚活のスタートだということですね。
婚活前に自分に向き合う方法
婚活前に自分に向き合う方法については、ぜひ上の中野さんの著書を参考にしていただければと思います。
タイトルは「35歳からの」となっていますが、人と向き合う前にまず自分と向き合うことの大切さは、20代やアラサーの人にとっても同じように大切なことです。
自分がどんな思い込みを抱えているのかに気づき、それを解放していくことで新しい出会いを受け入れるこころの場所をつくっていくきっかけになると思います。
また、いきなりそこまで真剣に自分と向き合うのは気が進まないという方であれば、結婚相談サービスなどが無料で行っている性格診断や自己分析から入るというのもひとつの方法です。
例えば次のようなものがあります。
この中でもとくに「パートナーエージェンの成婚力診断」は「心の知能指数【EQ】」にもとづいた本格的な性格分析テストになっていて、「受容性」「ポジティブさ」「ストレス耐性」などについて自分を客観的に評価できるものになっているので、自分と向き合う第一歩としておすすめできます。
(参考記事:婚活偏差値の結果がでた|パートナーエージェントの「婚活EQ診断」)
よりよい人生を創っていくために、定期的な自己分析を
婚活でもしなければ、こうやってじっくり自分と向き合うきっかけもなかなかないと思います。
婚活に限らず、よりよい人生を創っていくためには定期的に自己を振り返ることはこれからの道を定めていくために非常に大切なことなので、ぜひこの機会に「自己分析」「自分と向き合う」ということをやってみてはいかがでしょうか?
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