「結婚相談所サービス」には大きく2つのカテゴリーにわけられます。
■全国的に展開している大手の結婚相談所サービス
(オーネット、ツヴァイ、ノッツェ、サンマエリエ、パートナーエージェントなど)
■個人経営レベルを含む、中小の結婚相談所
この2つのカテゴリーの大きな違いは?というと・・
まず、大手の結婚相談所は2万〜4万人レベルの多くの会員をかかえていて、基本的に自社会員のみで運営をしています。
それにたいして「個人経営レベル」の中小の結婚相談所の場合は会員数が限られていて、少ない場合は「会員数が数人」ということもあります。
そのため、このような小さな結婚相談所は同じような相談所が集まった連盟に加入することによって、それぞれの会員データを共有して紹介しあえるシステムをつくっています。
今回はそんな中小結婚相談所の集合体のひとつある、
BIU【日本ブライダル連盟】
の結婚相談所について、その特徴や評判についてご紹介してみたいと思います。
と迷われている方は参考にしてみてくださいね。
BIU【日本ブライダル連盟】とは
日本ブライダル連盟(BIU)は、中小の結婚相談所が集まった連盟のひとつです。
このような連盟としては、他に
- IBJ(日本結婚相談所連盟)
- NNR(日本仲人連盟)
- 良縁ネット
などがありますが、それぞれの会員数などを比較してみると以下のようになります。
会員数 | 特徴など | |
IBJ 日本結婚相談所連盟 | 約56,000人 | 日本最大の婚活企業IBJが統括 |
BIU 日本ブライダル連盟 | 約42,000人 | |
NRR 日本仲人連盟 | 約15,000人 | |
良縁ネット | 約28,000人 | ノッツェと提携 |
会員数約42,000人と規模の大きいBIU日本ブライダル連盟
BIU日本ブライダル連盟は日本最大のIBJには及びませんが、それでも会員数約42,000人ということでかなり大きな規模の連盟なんですね。
もしあなたが検討している結婚相談所が「BIU日本ブライダル連盟に所属している」ということであれば、これだけの会員数から交際を申し込まれたり申し込んだりできるということになります。
アプローチ可能な結婚相談所の会員数としては多い部類に入るので、
といった可能性は小さいはずです。
BIUに加盟している結婚相談所に入会すると・・
BIUに加盟している結婚相談所では、BIUに登録している結婚相談所の全会員約42,000人のプロフィールを検索できる「お相手検索システム・ネットクラブ」が利用できます。
入会すると「仲人カウンセラー」という人が担当でついてくれて婚活のサポートをしてくれるのですが、必ずしも昔ながらの「仲人から紹介された人にしか会えない」といった形態ではありません。
この「ネットクラブ」のシステムを使って全国42,000人以上の会員を検索して、こちらからお見合いを申し込むこともできます。
このネットクラブというシステムは、自宅のPCやスマホからでもアクセスできるということなので、仕事などが忙しい方や時間を有効に使って婚活をしたいという方にもフィットしたシステムといえます。
BIU企画のパーティー・イベントにも参加できる
またBIUが企画・開催する婚活パーティーや婚活イベントにも参加することもできるので、他の結婚相談所の会員の人とそこで出会うチャンスが生まれます。
ここまでくると、大手の結婚相談所と条件的にはそれほど違いのない活動ができそうですね。
BIU日本ブライダル連盟の評判・口コミは?
ではBIU日本ブライダル連盟に加盟している結婚相談所の評判や口コミにはどんなものがあるのでしょうか?
実はBIUに加盟しているひとつひとつの結婚相談所は「料金体系」も「サービス内容」も異なります。
ですので一概に「BIUの評判」ということでひとまとめにすることには、ほとんど意味がないんですね。
開業されている形式ひとつとっても「自宅開業型」(スタッフは1人の場合もあり)「店舗型」など複数の形態があり、それぞれの業者によって評価は完全に異なってきます。
会員の年齢層は高め|BIU加盟会員のデータ
BIUの結婚相談所を評価するときに重視したいのが
「会員の年齢層」
です。
BIUの会員の年齢層は大手結婚相談所に比べると明らかに「高め」だからです。
(データ出典:BIU公式サイト2015年8月末の会員データより)
他の結婚相談所と会員の年齢層を比較すると・・
わかりやすいように「女性:35歳以下」「男性:40歳以下」の割合を他の結婚相談所と比べてみると、以下のようになります。
各結婚相談所「35歳以下の女性会員」の割合比較
35歳以下の女性会員の割合 | |
BIU【日本ブライダル連盟】 | 27% (2015/8現在) |
ゼクシィ縁結びカウンター | 69% (2017/11現在) |
楽天オーネット | 46.0% (2018/1現在) |
サンマリエ | 38.0% (2017/12現在) |
パートナーエージェント | 49.2% (2017/4現在) |
各結婚相談所「40歳以下の男性会員」の割合比較
40歳以下の男性会員の割合 | |
BIU【日本ブライダル連盟】 | 25% (2015/8現在) |
ゼクシィ縁結びカウンター | 67% (2017/11現在) |
楽天オーネット | 51.0% (2018/1現在) |
ツヴァイ | 33.2% (2017/2現在) |
パートナーエージェント | 53.1% (2017/4現在) |
このように、あきらかに会員の年齢層は高めです。
年齢層からすると、どちらかというと「中高年の婚活」向けの結婚相談所といえるでしょう。
大手結婚相談所との違い。どちらを選ぶべき?
大手の結婚相談所との主な違いもみておきましょう。
1.成婚料・お見合い料がかかる
大手は成婚料0円が多いのにたいし(オーネット、ツヴァイ、ノッツェなど)、BIU加盟の結婚相談所は基本的に20万円〜30万円程度の成婚料と、1回5,000円〜10,000円程度のお見合い料がかかります。
「成婚料とお見い料がかかる」のはデメリットにしか見えないかもしれませんが、以下のようなメリットも考えられます。
■お見合い料がかかるので、一回一回の出会いの貴重さが増し、より真剣に相手と向き合える。
■成婚料=成功報酬なので、入会後もしっかりとした婚活サポートが期待できる。
大手のなかでは「サンマリエ」がお見合い料・成婚料ともにかかるシステムを採用していますが、オーネットやツヴァイなど代表的な大手結婚相談所は成婚料もお見合い料もかからないところがほとんどです。
「少しでも多くの人に会って決めていきたい」という人であれば、大手のシステムのほうが合っているといえますので、自分にあったタイプを選ぶようにしましょう。
2.担当の「仲人カウンセラー」の変えがきかない可能性
個人経営レベルの中小の結婚相談所の場合、担当の仲人カウンセラーが1人か2人しかいないこともよくあります。
大手であれば「自分に合わない担当カウンセラーを変更してもらう」といったことも可能ですが、中小だとそうもいかない可能性があるんですね。
この点は入会前の面談等で「本当に自分に合った信頼できるカウンセラーに担当してもらえるのかどうか」をしっかりと見極める必要があります。
3.会員の年齢層の違い
先ほどご紹介したとおり、会員の年齢層の違いは大手結婚相談所との大きな違いのひとつです。
もしあなたが
「20〜30代までの結婚相手を探したい」
という希望をもっているのであれば、会員の年齢層が低めな大手結婚相談所を検討したほうがよいでしょう。
まとめ
以上、今回は「BIU:日本ブライダル連盟」について見てきましたがいかがでしたでしょうか?
やはりBIUの特徴として大きいのは「会員の年齢層と高さ」だといえます。
中高年の方で結婚相談所を検討されているのであれば、BIU加盟の結婚相談所は候補にいれてもいいかもしれません。
全国のBIUに加盟している結婚相談所は下のリンクから検索できますので、お近くのBIU加盟店を調べてみたい方は利用してみてくださいね。
また、もし「BIUはちょっと年齢層が合いそうにないな・・」という場合は、オーネットやツヴァイなどの大手結婚相談所か、年齢層の低さが特徴のゼクシィ縁結びカウンターなどの結婚相談所を検討するとよいでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。