2014年の労働実態調査によると、看護師さん全体の実に約75%が「仕事をやめたい」と思っているそうです。
(出典:看護師の75%「辞めたい」| 理由は人員不足、医労連の労働実態調査)
それくらい看護師という仕事はストレスが多く、続けるのが大変な仕事なんですね。
今回はこのようなハードな仕事をこなす看護師さんにとって、理想の結婚相手はどんな職業の人がいいのか?考えてみたいと思います。
「看護師さんへの幻想」をもった人には要注意
まず注意点がひとつあります。
「看護師さんは婚活市場で人気!」という話はよく聞きますが、この人気は看護師さんへの幻想が支えている部分があるという点です。
「いつも笑顔で」
「他人への思いやりにあふれた」
「気配りができる」
「優しくて癒やされる」
「家庭的な」
「白衣の天使」
こういうイメージは看護師という職業に対する幻想であって、一人の人間としてこんな完璧な人間はめったにいないですよね。
こういう幻想をもとに看護師に好意をもってアプローチしてくる男性は、現実とのギャップを感じてひいてしまう可能性があるので注意しましょう。
実際、結婚相談所の相談員の方の話でも、看護師の女性を紹介してうまくいかなかった男性から、
「もうちょっと、家庭的だと思ったんだけどなぁ。」
「思ってたほど、気配り上手ではなかった。」
などどいう声を耳にする事があるそうです。
看護師さんからすると「白衣の天使とか勝手な幻想じゃん!」と思うかもしれませんが、人は自分が見ていることが幻想だとなかなか気づけない生き物です。
なので「相手が看護師という職業に特別な期待をしているかどうか」はなるべく早く見分けたほうがいいでしょうね。
看護師さんの理想の結婚相手は?
それでは看護師さんが幸せな結婚をするためにはどんな職業の人が向いているのでしょうか?
看護師の理想の結婚相手1:お互いの仕事を思いやれる職種の人
生活が不規則で仕事内容もハードな看護師さんのお相手としては、お互いの仕事内容を思いやれる
「警察官」「消防士」
などが理想という話があります。
こういった職種の人であれば、看護師さん同様勤務時間も不規則なので、相手の仕事のことを理解でき、お互い思いやってフォローしあえるということですね。
実際、警察官や消防士と結婚している看護師の方は多いようです。
看護師の理想の結婚相手2:ハードな看護師さんをフォローできる余裕のある職種の人
看護師は仕事はハードなだけでなく時間も不規則なので、家事をきっちりこなすのも一苦労です。
家庭の事をおろそかにするつもりはなくても、どうしても家事や育児に支障がでてくることも考えられます。
このような場合、たとえば定時上がりが可能な公務員のように「時間的に余裕のある職種の人」だと家庭の事をフォローしてもらうことができます。
もちろん公務員であれば収入も安定しているなどのメリットもありますが、生活の時間配分に余裕があって負担を分けえるというのは、家庭生活を円滑にしていくための大きなメリットになります。
看護師の理想の結婚相手3:仕事のことが分かる人 or 全く関わりのない人
病院で働いている同業者(理学療法士、作業療法士、看護師、医師など)がお相手であれば、仕事に対する理解は120%得ることができます。
一方でこれは「プライベートと仕事は分けたい」という考えの人にとっては逆にデメリットにもなりえます。
家に帰っても仕事のことが頭から離れず、ストレスをためこんでしまうようなケースですね。
このような方であれば、サラリーマンなどまったく医療に関係ない人がパートナーだったほうが家でも仕事のときとは違ったいろいろな会話ができ、気分がリフレッシュできると思います。
もっともこの場合は、相手からの看護師という仕事への理解が不可欠ですが。。
看護師さんは相手の職種を絞った婚活もアリ
看護師さんはとても忙しいので、かりに婚活をするにしても充分な時間をかけられない可能性があります。
限られた時間を有効活用するためには、いまここであげたような職種【警察官・消防士・その他公務員】の人に相手をしぼって活動するのもありだと思います。
看護師さんは結婚相手として人気が高いため、ある程度絞り込んでもお相手候補の数は十分確保できると考えられます。
「婚活サイト」「恋活アプリ」など利用する場合は相手の職業を指定して検索することもできるので、参考にしてみてくださいね。