「結婚相談所での活動はどんな流れで進んでいくのか」って最初はまったく想像できないですよね。
そこで今回は、どの結婚相談所にも共通するおおまかな「入会から成婚までの流れ」についてまとめてご紹介してみたいと思います。
「結婚相談所に入会するとどうなるの?」をイメージするヒントにしてみてください。
1.資料請求または無料相談申込みからスタート
あなたと結婚相談所との接点がここから生まれます。
資料請求の方法
まずは
①気になる結婚相談所をピックアップして、各社の公式サイトから資料請求フォームに入力する
あるいは
②最大10社の結婚相談所の資料がまとめて請求できるサービスを利用する
このような方法で各社の資料をとりよせます。
無料相談会(無料カウンセリング)への申込み
資料請求をすると、メールなどで「無料相談会」の案内が送られてきます。
(または直接公式サイトから無料相談会の予約・問い合わせもできます)
日程を調整して、都合の合う日時の無料相談会に参加してみましょう。
2.無料相談(無料カウンセリング)に行ってみる
無料相談の内容は各社微妙に異なることもありますが、
- 会社の概要や実績についての説明
- 紹介方法・人数やサポート体制など、サービス内容についての説明
- 料金システムについての説明
こうした実務的な内容に加え、
- これまでの恋愛感
- 理想の結婚へのイメージ・期待
- どんな価値観をもっているか?
- 好みの異性のタイプ
など「カウンセリング」に踏み込んだ話をしてくれるところもあります。
カウンセリングの部分は入会する・しないに関わらずあなたの現在地やこれから向かうべき方向を確認するいい機会になります。
なので時間がゆるすのであれば、できるだけ多くの無料相談に参加してみることをおすすめします。
無理な勧誘はないと考えていい?
昔は「無料相談にいったら契約するまで帰してもらえない」といったことが問題になったこともあったようですが、最近ではほぼこうした危険はないと考えていいと思います。
これは個人的に多くの無料相談を経験したことからもいえますし、今の社会はネットなどで悪評があっという間に広がってしまうため、結婚相談所としても悪評が広がらないように細心の注意を払っていると感じるからです。
とくに「一括資料請求」から始めたケースなどは結婚相談所のほうでも「いくつかの会社を比較検討中である」ことは了解済みなので、何の問題もなく帰してくれます。
3.入会・登録に必要な書類を準備する
無料相談の内容に納得して「入会します」と決めても、すぐに活動を始められるわけではありません。
結婚相談所はたくさんある婚活方法のなかで唯一、
- 独身証明書
- 収入証明書(基本男性のみ)
- 在職証明書(基本男性のみ)
- 卒業証明書
といった公的な書類の提出がないとサービスの提供が受けられないようになっています。(本人確認書類も当然必要です)
他の婚活方法のように「既婚者や結婚目的でない人が紛れ込んでいたり、年収や学歴を偽ったりされることがない」というメリット、これが「結婚相談所がもっとも確実・スピーディに結婚できる婚活方法」といわれている大きな要因のひとつなんですね。
各証明書類の詳細や取り方については▼こちらの記事でまとめていますので、提出書類について詳しく知りたい方は見てみてください。
4.プロフィール用の写真を撮影
結婚相談所での活動がうまくいくかどうかを大きく左右するのがプロフィール写真です。
プロフィール写真は婚活がうまくいくかどうかを大きく左右する
結婚相談所での活動において、プロフィール写真の役割は大きいです。
そのためほとんどの結婚相談所では「スタジオでちゃんとしたプロフィール写真を撮ってもらう」ことをすすめられると思います。
まれに「スナップ写真のほうが自然なわたしをみてもらえる」という考えで手持ちのスナップ写真で登録する人もいると聞きますが、スナップ写真の場合、
- 写真は実物よりわるく映る場合が多い(=スタジオ写真くらいがちょうどいい)
- 「あまりやる気がないのではないか」と思われる
- 「変わり者」と思われる
といった心配があります。
実際に会って内面を知ってもらうためには、プロフィール写真の段階で断られる可能性はすこしでも小さくしておいたほうがいいですよね。(あまりに実物と違いすぎるのはNGですが・・)
結婚相談所の提携先のスタジオを紹介されることも
写真は自分で準備してもいいですし、結婚相談所の提携先のスタジオを紹介してくれることもあります。
結婚相談所のプロフィール写真にぴったりのスタジオを自分で探すのは難しいかもしれないので、「婚活用プロフィール写真の経験豊富」な提携先のスタジオを利用するのもいい方法かもしれませんね。
オーネットのように「プロによる写真撮影1回無料」といったサービスをつけている結婚相談所もあるので、無料資料請求で取りよせたパンフレットや無料相談のときに確認しておきましょう。
料金は数千円〜1万円台
スタジオでの撮影はヘアメイクや衣装レンタルなどのオプションをつけるかどうかによっても費用が変わってきます。
撮影のみで数千円からフルセットで1万円〜2万円というケースが多いようです。
5.プロフィール作成
まだ会っていない相手にたいしてあなたの代わりにあなたをアピールしてくれる、大事なプロフィールの作成に入ります。
この段階でも「結婚相談所のサポートの質と量」の違いがよくあらわれてきます。
サポートの質によってプロフィールも変わってくる?
たとえばデータマッチングがメインの「ツヴァイ」の無料カウンセリングに伺ったときは、
[speech_bubble type="std” subtype=”L1" icon=”minami.jpg” name=””]プロフィールは基本的にご自分で書いてください。本人が書いたものがいちばん伝わりますから。 [/sp[/speech_bubble]an>
といわれました。
それにたいして「コンシェルジュによるコーチングサポート」をウリにしているパートナーエージェントの場合、「プロフィールもコンシェルジュと相談しながら一緒につくりあげていく」ことになります。
また中小の結婚相談所のなかには
[spe[speech_bubble type="std” subtype=”L1" icon=”saralyman.jpg” name=””]の方に伺った情報を元に、こちらでプロフィールは作成します[/speech[/speech_bubble]というところもあります。
同じ人のプロフィールでも、登録した結婚相談所によってまったく違ったプロフィールになりそうですよね。
もし「自分でプロフィールを作成する必要がある」場合は、こちらのサイト(プロフィール作成の秘訣)にのっているようなプロフィール例を参考にされるといいでしょう。
6.相手を選び、選ばれていく段階
プロフィールの公開が終わると、いよいよ「相手から選ばれ、こちらからも選んでいく段階」に入ります。
この段階での「紹介の仕方」「出会い方」は結婚相談所のシステムによって大きく違います。
その違いについては▼こちらの記事で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
https://www.pre-kon.net/kekkonsouda-erabupoint/
入会直後はチャンスが大きい?
データマッチングや仲人型など「紹介が送られてくるスタイル」の結婚相談所ではあまり考えられませんが、「自分で検索して申し込むスタイル」(ネット検索型)の結婚相談所の場合、新しい会員に申込みが多く集まるケースがあります。
またデータマッチングなどの紹介型の場合でも、
[speech_[speech_bubble type="std” subtype=”L1" icon=”1.jpg” name=””]ころは条件に合った人がたくさん紹介されたけど、だんだん数が少なくなっていって、条件に合わない人も増えていきました・・[/speech_bub[/speech_bubble] という口コミを目にすることがあります。 いずれのスタイルも、入会してしばらくのあいだのほうがチャンスが大きいといえるかもしれませんね。 ■ ただし「1年半後に最高の相手と巡り会えた」といった口コミももちろんあるので、あくまでも全体的な傾向ということで捉えてください。 お互いがOKした人と、どんどんお見合いをしていく段階です。 プロフィールでしか知らなかった相手と実際に会ってみることで、「この先も会っていきたい相手かどうか」を判断するためだけの機会なので、会う時間は30分〜60分程度と決められていることが多いです。 この段階でもサポートの違いがあらわれてきます。 オーネットのようにどこでいつ会うかを2人のやりとりのなかで決めるところもあれば、「お見合いの時間調整や場所のセッティング」まで、すべてカウンセラーが代行してくれるところもあります。 効率よく会っていくために「お見合いの時間調整や場所のセッティング」までしてくれるのはたしかにラクチンですよね。 このあたりのサポートの質は料金の違いにもつながってきます。 またお見合い後のフィードバックも、結婚相談所のサポートの質によって大きく異なってきます。 ほとんどフィードバックをもらえないまま「次!次!」となるところもありますし、カウンセラーから詳細なフィードバックをもらえるところもあります。 たとえば、 といったことをカウンセラーといっしょに話合えれば「よし、次もがんばろう」という気持ちになれますよね。 また紹介型の相談所であれば「もっとこんな人を紹介してほしい」「今回の人はこういう点が嫌だったので、こういう人は紹介しないで」といったことをカウンセラーに伝えることで、紹介の精度がどんどん上がっていくことも期待できます。 お見合いをした後、ふたりともOKということであれば「交際期間」に入ります。 この間は普通に付き合っているときと同様、2人で連絡をとりあってデートをしていきます。 ■この段階からお互いの連絡先が公開されるシステムの結婚相談所が多いようです。 この期間はお見合いを経てさらに2人の相性を確かめていく期間なので、「並行しての交際はOK」という相談所がほとんどだと思います。 新しく紹介も受けながら、何人かの相手と並行して会っていくイメージですね。 「同時並行で何人かと付き合っていく」ことには慣れていない人がほとんどだと思うので(笑)、この段階でカウンセラーにいろいろ相談できると個人的にはかなり助かると思います。 並行できる交際期間をいつまでもダラダラ続けていても仕方ないので、交際期間の期限を設けている結婚相談所もあります。 だいたい3ヶ月を目安に、「1対1の真剣交際にすすむか」「このお相手とはご縁がなかったことにするか」を決断する流れになります。 相手に断りを入れる場合もサポートがしっかりしている結婚相談所であればカウンセラーが伝えてくれるので、それほどストレスを感じずに活動をすすめることができます。 お互いが「この人と結婚に向けて真剣に付き合っていきたい」と合意すると、1対1の真剣交際の段階にはいります。 この時点で となります。 この時点ではまだ結婚が決まったわけではないにも関わらず、先走って周囲に言いふらしたり、結婚式の日取りの相談を始めたりといったケースもあるそうです。 嬉しくて舞い上がってしまったのかもしれませんが、そういった先走りは即、おつきあい中止につながることもあるので注意が必要です。 「この人と本当に結婚してもいいか」を真剣にみきわめる(みきわめられる)時期だということを忘れないようにしましょう。 2人が結婚することを決め、「結婚相談所に在籍する理由がなくなった」時点で成婚退会となります。 つまり「婚姻届を提出」「籍を入れる」などは関係なく「2人の合意」があれば基本的には成婚退会できるということですね。 この成婚退会のタイミングは各社微妙にことなることがあり、サポートが手厚い「IBJメンバーズ」で話を伺ったときは [speech_bubb[speech_bubble type="std” subtype=”L1" icon=”kawaii.jpg” name=””]の挨拶も済んで本当に結婚への障害がなくなるまでお付き合いします![/speech_bubble][/speech_bubble]lass="p1">とおっしゃっていました。 たしかに周りの事情で2人が合意するだけでは結婚できないこともありますが、「そこまでサポートするの!?」とびっくりしたものです。 でもそこまでやってもらえれば、破談の確率も最小限にできるのかもしれませんね。 以上が結婚相談所との出会いから成婚退会までのざっとした流れでした。いかがでしたでしょうか? 入会前に事前にイメージしておくことでスムーズに活動に入っていけると思いますので、参考にしてみてくださいね。あなたの婚活がうまくいくことを祈っています! ▼こちらからは大手を中心にした結婚相談所の資料をまとめて取り寄せることができます。 結婚相談所選びのステップをショートカットするために利用してみてくださいね。 第4話:結婚相談所のカウンセラーのサポートの質を見分ける<< 7.実際にお見合いをしていく段階
お見合いのセッティングサービスの有無
フィードバックの質が、いい出会いへとつながる
8.交際期間
「並行が前提」のところが多い
「交際期間」の目安は3ヶ月
9. 1対1の真剣交際の段階
「結婚が決まったわけではない」ことを忘れないように
10.成婚退会
まとめ