結婚相談所のサンマリエは「人の手が入ったハンドメイドの手作りマッチング」という、他の大手の結婚相談所にはない特徴があります。
「ハンドメイド」というと聞こえはいいですが、具体的にどういった流れでお相手が紹介されていくのでしょうか?
そのあたりをはっきりさせたいと思ったので、今回サンマリエの無料相談に行ってみることにしました。
サンマリエを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
サンマリエ新宿サロンへ
サンマリエの新宿サロンは新宿西口、小田急ハルクにほど近い場所にあります。
こんなふうに堂々と路面に面した看板を出している結婚相談所は珍しいです。
入っていくのに多少意識してしまいました^^;
さすがに結婚相談サービスの支店(サロン)内はどこもキレイです。
他社にはないサンマリエの特徴「人の手が入った、手作りの引き合わせ」とは?
軽く仕切られたブース的なところに案内され、そこで「カウンセリングシート」に記入後、サンマリエのサービスについての説明が始まりました。
ちなみに説明してくれる方は入会にあたっての説明や手続きを専門にされる方のようで、入会後には「コンセイラー」と呼ばれる、お相手の紹介や相談・サポートをしてくれる方が専門でついてくれるようになります。
まずはサンマリエがどういう会社なのか、ということから伺いました。
その中で、会員数20,000人を超える大手といわれるところがうちを含めて4社あります。オーネットさん、ツヴァイさん、ノッツェさん、そしてうちですね。
ですのでまずは中小の相談所にいくのか、それとも大手にするのか、といったところから絞っていただくのがいいと思います。
あとはどういう紹介の仕方なのか、という違いがあります。
大手でいうとオーネットさん、ツヴァイさんは「データマッチング」。お相手の紹介があるとっても、コンピューターが選びます。
ノッツェさんは検索型。
そしてうちはそのどちらとも違っていて、人の手で、ハンドメイドでご紹介をつくっています。
人柄、価値観、見た目の好み、個性ってコンピューターじゃわからないじゃないですか。でも結婚相手を選ぶ決め手ってこういうところですよね?うちはそこを重要視しているのでこういったやり方をとっています。
ということで大手4社の違いをわかりやすくまとめていただけました。
どれがいい悪いではなく、婚活方法のコンセプト・考え方の違いですね。
言われてみるとたしかに最終的に相手を選ぶポイントになるのは「データマッチング(条件)では測れない部分」になると思います。
もしそういった「機械で測れない好みや感覚的な部分」にも配慮したうえでお相手を紹介してもらえるのであれば、効率よく婚活をすすめられそうですよね。
では具体的にどんな流れでハンドメイドの紹介がつくられるのでしょうか?
サンマリエは学校みたいなクラス制?ユニークなお相手紹介システム
サンマリエに入会すると、「コンセイラー」という方が専門でついてくれます。
と、最初は思っていたのですが・・
このコンセイラーという存在は結婚相談所でよくある「カウンセラー」や「アドバイザー」とは一味も二味も違う存在でした。
コンセイラーはクラスを担当し、生徒同士を引き合わせる?
通常「カウンセラー」と聞くと、婚活をすすめるにあたってのアドバイスをくれたり相談にのってくれる人、というイメージだと思います。
サンマリエのコンセイラーはこれとはまったく違っていて、学校の先生みたいに「クラス」みたいなものを持っています。
1クラスには男女計100名までのサンマリエの会員が所属していて、コンセイラーはまずその100名全員としっかりと面談をしたうえで各々の好みや価値観、性格などを把握します。
そして自分のクラスにいる男女同士で「誰と誰が合いそうか?」ということをコンセイラー目線で判断し、紹介をつくっていくのです。
(もちろん希望条件もヒアリングしているので、希望条件から外れた人は基本紹介されないとのこと)
学校の3クラス分くらいのなかでカップリングをすすめていくイメージですね。
他の「クラス」からも紹介は受けられる
これを聞くと「いくらなんでも3クラス分からしか相手を選べないなんてあんまりだ!」と思ってしまいますが・・
それはサンマリエさんも理解しているようで、
- 最初は担当コンセイラーのクラス内から紹介
- その後、他のコンセイラーの担当会員も紹介されるようになる
という流れのようです。
他のコンセイラー担当会員の紹介は「コンセイラー会議」がすすめられてから
では他のコンセイラーの担当会員はどのようにして「紹介してみよう」という判断がされるのでしょう?
サンマリエでは各コンセイラーの担当会員の情報を共有するため、毎週のように全コンセイラーが集まる「コンセイラー会議」を行っているそうです。
この会議をとおして、
- 新しく入会した会員
- 他のコンセイラー担当クラスの会員
などの情報を共有し、
「大貴さんなら、うちのクラスの優希さんが合いそうよ」
といった各会員の好みや条件・価値観をもとに話し合いをしていきます。
このようにして、まさに手作りの紹介がつくられていくわけですね。
とのことで、どのコンセイラーも「どのクラスにどんな人がいるのか」を把握しているそうです。
この紹介の仕方はたしかに「手作り」といえますよね。
新宿サロンでコンセイラー20人、会員2,000名
ちなみに新宿サロンでどれくらいの人がいるのかというと、コンセイラーが約20名、会員がx100で合計約2,000名ということでした。
学校のクラス数でいうと60クラス分くらいでしょうか?これだけいればまあ充分かなという気はしてきます。
サンマリエのメインコース「グラン・マベール」の特徴
サンマリエのメインコースである「グラン・マベール」では、ここまでお話してきた「コンセイラーによるハンドメイドのお相手紹介」によって月2名の紹介をしてもらえます。
さらにこれに加え、「オペレーター」による月2名の紹介もついてきますので、
「月4名の紹介」
が約束されることになります。
■「オペレーター」がどういう存在かというと、コンセイラーのように面談して深く関わるわけではありませんが、コンセイラー同士がやりとりしている情報を共有していて、その情報にもとづいて紹介を手作りしてくれる存在だそうです。
ちなみにコンセイラーによる紹介を「アップスウィング紹介状」、オペレーターによる紹介状を「コンパス紹介状」と呼びます。
コンセイラーによる紹介で会う場合、コンセイラーが立ち会ってくれる
コンセイラーからの紹介で晴れてお互いが会うことに同意した場合、ホテルのラウンジなど落ち着ける場所でお見合いとなります。
(セッティングなどはすべてコンセイラーがやってくれるので、会員はスケジュールを伝える以外何もする必要がありません)
そしてお見合い時にはコンセイラーが立ち会ってくれて、話が弾むまでは2人に話を振りながら盛り上げ役をやってくれます。
これは初めて会う人と会話が弾むかどうか不安な人にはとてもありがたいサービスですね。
またとくに女性の場合、初めて会う男性とふたりきりで会うのは何かと不安がつきものです。その不安を解消できるというメリットもありそうです。
■ちなみにオペレーターによる紹介(コンパス紹介状)で会う場合、日時と場所のセッティングはオペレーターがやってくれますが、立会はありません。
サンマリエはお見合い料が10,000円?お見合い料がかかる意外なメリットとは?
サンマリエの特徴として、1度お見合いするたびに、
■男女とも10,000円のお見合い料がかかる
という点があります。
サンマリエで説明を受けるまでは、
と思っていました。
ですが、今回説明を受けて「意外なメリット」もあることに気づかされました。
でもお互いの休日の都合などで何週か会えなかったとします。すると次の紹介がやってきますよね。
そのとき「いくらでも新しい人と会える」というシステムだとどうしますか?その新しく紹介された人がちょっといいなと思えば会っちゃいますよね?
「たくさんいる候補のなかの一人」になってしまうんです。
そしてこれはユウ様も同じです。お相手の女性から「たくさんいる中の一人」として扱われることになります。
他の結婚相談所だと
「とにかくたくさん会って、そのなかからベストな人を選びましょう!」
というようなことをいわれます。
そう聞いたときは「ああ、そうだよね、たくさんと会えてそこから選んだほうがいいよね」と思っていたのですが、「自分も相手から選ばれる必要がある」という視点がすっぽり抜けていました。
相手からすると自分も「たくさん会うなかのひとり」になってしまうので、よほど強い印象を残さないと、自分が気に入った人と両思いにはなりづらいんですよね。
そう考えると一人一人との出会いを大切にできる「お見合い料10,000円」というシステムは悪くない気がしてきました。
「お見合い料10,000円」のおかげ?サンマリエは活動期間が短い
このシステムによって「もっといい人が紹介されるんじゃないか?」という限りない期待感が抑制されるためか、サンマリエは他の結婚情報サービスに比べて圧倒的に活動期間が短いそうです。
なんと平均で約6ヶ月とのこと。
結婚相談サービスでこの平均活動期間は非常に短いですね。たしかに同じ月会費だけで延々と紹介を受けられるシステムだと、ここまで短くはならいない気がします。
サンマリエの料金は?
ということで料金のお話になりました。
基本の「グラン・マベール」プランの料金はこのようになっています。
ちなみに成婚費用ですが、ここだけの話「支払ってないお客様もいらっしゃると思います」とのことで、そこまで正確に追求していないそうです。
サンマリエがデータマッチングからハンドメイドに移行した理由
最後に、成婚退会のご報告にこられたカップルの方の写真を見せてもらうことができました。(顔は隠してありました)
その写真では退会の手続きが終わって二人が帰る際、サロンのスタッフ全員が集まってフラワーシャワーをして祝福されていました。
こういう雰囲気は本当にいいというか、婚活サービスを提供している企業の存在価値を感じます。
そしてここまで温かい雰囲気で二人を送り出すことができるのはスタッフさんたちの人柄の他に、二人のことをよく知った上で引き合わせることができる「手作りの紹介」というシステムによる部分も大きいんだろうなと思いました。
サンマリエは何年か前まではオーネットやツヴァイと同じ「データマッチングによるお相手紹介」の会社だったそうです。
以前は完全にコンピュータまかせの紹介だったんですね。
それをまったくシステムを一から作りなおしてまでハンドメイドによる紹介に変えたのはなぜかというと、
とのことでした。
私たちは自分たちがやっていたから「データマッチング」の弊害がよくわかるんです。
間違いなく、口コミやご紹介で来てくださる方は増えました。
システムを完全につくりなおしてまで「ハンドメイド」にこだわっている理由はこんなところにあったんですね。
まとめ
以上、今回はサンマリエの無料相談にうかがって詳しいサービス内容について伺ったお話をシェアさせていただきました。
サンマリエは他の大手(オーネットなど)とはまったく異なるアプローチで結婚相談所としてのサービスにとりくんでいるようでした。
わたしたち利用者にとっては、このように様々なスタイルのサービスがあるということはありがたいことですね。
【自分にあった結婚相談サービスを選ぶ必須プロセス、まずは各社の資料を取り寄せてみましょう】
「ネットで情報が見れるのにパンフレットなんて必要なの?」
と思われるかもしれませんが・・
たしかにネット上の公式サイトでもある程度の情報を手に入れることはできますが、実は詳細な料金設定などはパンフレットでしか確認できないことが多いんです。
また、製本された紙媒体であれば1ページ目からページをめくっていくだけで理解できるようになっているので、いろんなコンテンツにアクセスできるネット上のサイトよりも理解しやすいんですよね。
時期によっては申込みのときに使えるお得なクーポンなどが入っていることもあるので、もしサービスを利用することになった場合は費用が安くなる可能性もあります。
同じ利用するのなら少しでもお得に利用できたほうがいいですよね。
資料を取り寄せする際は、こちらのサイト「ズバット結婚サービス比較」(www.zba.jp/kekkon-soudan/)のような便利なサイトを利用すると手間ひまがかかりません。
このサイトはこれまで10万人以上の方が結婚相談サービス選びに役立ててきたサイトで、厳しい基準をクリアした厳選された結婚相談サービス各社の資料(パンフレット)をまとめて取り寄せることができます。
カンタンなフォームに入力するだけでこれだけの優良結婚相談サービスの資料を取り寄せて比較することができるので、「結婚相談サービス選び」にかける時間とエネルギーをかなり節約できます。
こんな風にキレイに装丁された各社のパンフレットが送られてきます。テンションあがりますね!
やはり紙媒体のほうが内容を理解しやすいです。
詳細な価格設定もパンフレットにしか載っていない場合があるので、ネットだけで情報収集するのは注意が必要です。
「いろいろな結婚相談サービスについて詳しく知りたい」
「まだどの結婚相談所にすればいいか迷っている」
という方であれば、このような便利なサイトを活用して効率よく情報収集してみてください。